大阪府立懐風館高校(羽曳野高校)をつぶすな! 羽曳野革新懇も参加し宣伝行動

 大阪府教育委員会は8月26日、「府立高校改革アクションプラン」を示し、2027年度末に、「懐風館高校」と「門真西高校」の生徒募集を27年度から停止する案を発表しました。11月の教育委員会会議で最終決定される計画です。この案が実施されると、羽曳野市からは府立・私立の高校がなくなります。

 この事態に「大阪の高校を守る会」が「懐風館高校の募集停止案の撤回を求める」署名と宣伝行動を呼びかけ、羽曳野革新懇も参加して9月13日に藤井寺駅前で行動しました。

 「15年間で府立高32校の廃止計画は撤回せよ」「地域の学校を無くさないで」の横断幕を掲げ、10数人がリレートーク。「維新府政による高校つぶしを許さず、府立高校の少人数学級を進めよ」と訴えました。
 私立高校の女生徒は「私たちの通ってる高校がなくなったら寂しい」。50代の女性は「府立高校がどんどん潰されているのは知らなかった。子どもたちの学ぶ場をなくしたらアカン」。などと署名に応じてくれました。また、60代男性は「高校授業料は無料やから、私立に行けばいい」と述べていましたが、私立では入学金や、設備費、諸費用で多額の費用が必要なことを説明すると、「確かにそうやな、頑張って」と納得しました。
 宣伝には、日本共産党から渡辺真千前市議、南れい、石田こうへい市議など市議選での公約実現に向け参加しました。行動には25人が参加し、27人分の署名が集まりました。
(羽曳野革新懇・安保秀一)

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