都政を変えよう 東京・全国の革新懇が呼びかけ統一行動 1都7県参加

 7月7日投票でたたかわれる東京都知事選挙に、市民も参加する「候補者選定委員会」で確認された蓮舫氏が立候補を表明しました。東京革新懇と全国革新懇は急きょ、6月8日(池袋)・9日(新宿)の両日、「革新懇統一行動」を呼びかけ、「蓮舫さんとともに東京都政を変えよう」と訴えました。2日間の行動には、東京以外から神奈川、千葉、埼玉、山梨、栃木、京都、兵庫の革新懇、複数の賛同団体が参加。両日で延べ60人が行動しました。
 宣伝に先立って行われた出発集会では、新婦人会長の米山淳子全国革新懇代表世話人があいさつし、革新都政をつくる会の中山伸事務局長が情勢報告を行いました。
 街頭宣伝で全国革新懇代表世話人の小林節さんは「最近、3つの衆院補選や首長選で自民党が負けている。この勢いで都知事選へ、総選挙で政権交代を」と呼びかけ、東京・全国の代表世話人の杉井静子さんは、暮らしに冷たい現都政の転換を訴えました。全商連、農民連、東京民医連、自由法曹団東京支部、日本共産党都議に加え、各地の革新懇代表がマイクを握り「都政が変わることの全国的な意義は大きい」「蓮舫さんを押し上げ、都民本位の都政に転換させよう」と呼びかけました。
 千葉県革新懇の柴田英二事務局長は「自然・歴史・文化を破壊する開発都政の転換は千葉県の開発優先県政の転換にもつながる」と述べました。
行動の中では、「16兆円の都財政を財界・再開発中心でなく、都民の暮らし応援に使うべき」「コロナ禍の中で頑張ってきた都立病院を営利本位の独立行政法人化したのは許せない」「光を当てるべきは、プロジェクションマッピングの都庁ではなく、都民の方だ」などの訴えが続きました。

一覧へ

カテゴリー

都道府県