岩手県革新懇と盛岡革新懇は盛岡市内大通で、9条改憲を阻止し、安倍政権の早期退陣を求める宣伝をしました。猛暑のなか、県革新懇の国分博文事務局長、いわて労連の金野耕治議長らがマイクを握り、3000万人署名への協力をよびかけました。
国分氏は、通常国会では野党の国会共闘と市民の連帯した力で安倍政権に9条改憲の発議をさせなかったと強調。3000万人署名を広げ、9条改憲ストップと朝鮮半島の平和の流れを実現させようと力説しました。
金野氏は、国会で野党が共同提出した法案が、原発ゼロ基本法案や被災者生活再建支援法改正案など20本にも上った紹介。市民と野党の共闘を発展させて、安倍政権を打倒しようと訴えました。
署名をした80歳の女性は「小3の時、父が35歳で戦死した。戦争は絶対イヤ」と話し、宮城県から来た53歳の女性は「私にも20代の息子がいるが、戦場に行かされる自衛官の母親の気持ちを考えると、人ごととは思えない」と語りました。
家族4人分の名前を書いた女性は「戦争は尊い命を奪うだけで何も解決しない。(米朝首脳会談の方向で)朝鮮半島が平和になってほしい」と力をこめました。