「王将取られても将棋続ける安倍首相」  大阪・寝屋川革新懇

2月17日、寝屋川市アルカスホールで「前川喜平さん大いに語る」が開催され会場いっぱい350人が参加しました。(寝屋川革新懇と大阪12区市民連合の共催) 加藤昌孝寝屋川革新懇世話人代表が「次から次へと日本の民主主義が壊されている、市民と野党の共闘で安倍政治を倒しましょう」と開会あいさつ。
 続いて、前川喜平さん(元文部科学事務次官)から「安倍政権の教育政策」と題して記念講演。「連日の国会追求でいよいよ王手がかかっている、しかし、安倍首相は王将を取られても将棋を続ける人、一日も早く退陣させましよう」と訴え大きな拍手がわきました。「加計学園問題では安倍官邸の圧力で、行政が私物化され、不公正、不公平がまかり通り政治が歪められた。安倍一強体制のもとで検事長の違法定年延長など三権分立が壊され、私物化はメディア・教育・芸術の分野にまで及んでいる。今の自民党はかっての自民党ではなく安倍独裁となっている」「教育の分野では愛国心・道徳心・公共を強調し、政治支配を及ぼそうとしていることは許されません。教育の独自性を守り、カリキュラムは学校で決める、教科書も学校採択にすればよい」と強調されました。質疑を入れて2時間ユーモアを交えた講演に、会場は大きな共感と拍手が寄せられました。
 最後に、山本啓一郎12区市民連合呼びかけ人が「安倍さんは日本を無法国家にした、こんな社会をいつまでも続けさせてはならない、子どもたちのためにも訴え、語りましょう」と閉会あいさつ。終了後、前川さんが文科省の後輩に送った著書「面従腹背」のサイン会が行われ完売となりました。

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