北海道革新懇は11月3日、「安倍政治に代わる新しい政治を探求する」全道交流集会を開催しました。午前の部では道内4野党の代表が出席し、「市民と野党の共闘」発展についてパネル討論を繰り広げました。
「改ざん・隠蔽・さらにはその“犯人ら”の優遇人事というデタラメな政治を正す」「安保法制の廃止・立憲主義回復」「原発ゼロ」、まずはそこからとした立憲民主党道連の代表代行・本多平直衆院に始まり、「アベ政治に代わる選択肢が明瞭に示されれば選挙は変わる」「政権側が狙う上からの争点作りを打ち破るためにも野党共闘が力になる」とした日本共産党道委員会副委員長の畠山和也さんからの「野党連合政権」の提唱。「もういつあってもおかしくない総選挙に、待ったなしで備えなくては。参院選の共通政策発表も5月では遅すぎた」という社民党の浅野隆雄幹事長のチョッと「辛口」の発言。「共闘は“応援”ではない!“自分のたたかい”としてたたかう。隣の3人の方と全力でたたかう」と新社会党の渋谷澄夫委員長。革新懇パネルは、この「各党1回目発言」から始まって2時間、暑い暑い、論議になりました。
「地域でも国会でもいい信頼関係ができている。この流れを発展させるために頑張る」と本多氏。「一つひとつの共闘の積み重ねは無駄ではなく、伸びしろはある。市民のみなさんと足並みそろえ活動していきたい」と畠山氏。「これは私達のたたかい。急いで政策合意すべきだ」と渋谷氏。みなさん率直に、しかも現実を語られ、すべての思いが参加者に伝わる発言でした。
会場を埋めた140人の参加者と政党代表者が一体となって、安倍自公政権転換への「ここにこそ未来」「希望」の思いを強くしたパネルとなりました。
午後は地域革新懇、加盟団体の代表など45人が参加し、「市民と野党の共闘」に向けた活動などを交流しました。
(北海道革新懇ニュース2019年11月から)