市民と野党の共闘NEXTSTAGE part2  北海道・札幌中央区革新懇

札幌中央区革新懇は8月31日第22回総会を行いました。初めての参加の方も多く、24人御参加でした。

来賓のあいさつでは、雇用・くらし・SOSネットワーク北海道の沢野天氏が「今日ももやし、明日ももやしという人がいるほど生活保護の実態が深刻化している」と問題点を提起しました。

記念講演では、戦争させない市民の風・北海道の山口たか共同代表が、「市民と野党の共闘NEXTSTAGEPart2~参議院議員選挙から安倍政治打倒へ~」と題して、これまでの市民と野党の共闘の果たしてきた役割と今後の課題について講演しました。山口氏は、「今回の参院選では全国的な一人区での健闘と共に北海道など複数区での取り組みの難しさが浮き彫りになった」と話しました。また、れいわ新選組の躍進やLGBTの集まりによばれた経験などから「憲法問題や戦争問題だけではなく、経済問題や人権問題など国民の身近な問題について、寄り添ったアプローチが必要だ」と話しました。さらに、7月15日の札幌での安倍首相の演説会で市民が警察によって排除されたことにも触れ、「今の警察なら忖度しかねないと受け止めていたが、その後この問題でデモをやりたいという青年から相談を受けて、青年たちの新鮮な受け止め方に、慣れすぎている自分を反省させられた」と語りました。参加者からは「こういう集会に参加するのは初めてだが、選挙中の対話で安倍首相の変わる人がいないのではないかと言われた」「よくわからないので自民党という人がいた」「知事選は4年ごとにあるのでもっと早くから候補者を決められないものか」など率直な意見が出されました。

引き続く、総会でも今後の選挙戦について、単なる数合わせではなく、有権者の日々の暮らしに向き合った活動が必要だと全体で確認しました。

新しい世話人体制では、STOP安倍政治!中央区実行委員会の西岡紘一さんが加わりました。

札幌中央区革新懇事務局長岩崎正さんからの通信

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