朝鮮人強制労働について講演会  香川・坂出革新懇

9条の会坂出と、坂出革新懇は19日、記念講演会を開き、60人が参加しました。元高校教諭で高松空襲を記録する取り組みを続ける浄土卓也氏が香川・直島の精錬所での朝鮮人の強制労働、徴用工問題について講演しました。

浄土氏は直島での朝鮮人強制労働の実態を説明するとともに、取り組みのきっかけを「高松空襲を調べるうちに朝鮮人も犠牲になっていた。なぜかと思って調べた」と紹介。「日本政府は一度も正式に補償や謝罪をしていない。政府も企業もきちんと個人補償をしなければならない。日韓基本条約も結びなおさなければいけない」と話しました。

参加した三豊市の男性は「自分も観音寺で戦争を体験しました。このような話を聞くことが大切です。戦争は二度と繰り返してはいけません。9条を守りたいと改めて思いました」と話しました。

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