核廃絶に署名が大きな役割を果たしている!  北海道・札幌中央区革新懇

8月25日開催された札幌中央区革新懇第21回総会は16人の参加で記念講演の講師に北海道原水協事務局長の嶋田千津子さんを迎え、「世界の核廃絶の流れと北東アジアの展望~『米朝会談』後の北東アジアと日本~」をテーマに行われました。嶋田事務局長は先に行われた原水禁世界大会の報告と共に国連で採択された「核兵器禁止条約」の意義とこれまでに至った歴史的な取り組みについて話しました。とりわけ、1950年の「ストックホルム・アピール署名」が朝鮮半島での核兵器の使用を許さなかった点や現在も続けられている「ヒバクシャ国際署名」が核廃絶への大きな力となっていることを強調しました。会場からも「原水禁と原水協の関係」についての質問もあり、統一の流れが進んでいることも報告されました。また、日本政府に「核兵器禁止条約」の批准を求める意見書を全国の自治体で採択させる運動も取り組んでいることが報告されました。総会では、核廃絶の運動と共に広範な分野での取り組みを行うことを確認しました。

札幌中央区革新懇事務局長・岩﨑 正

一覧へ

カテゴリー

都道府県