横田基地は東京・多摩地域にある米空軍基地です。ＣＶ22オスプレイ5機が今夏、配備されることになっています。多摩地域では議会決議要請や駅頭宣伝などの反対行動をおこなっていますが、横のつながりをはかり、反対の運動を強めていこうと6日、東京・三多摩革新懇が「三多摩各地域・団体等でオスプレイについて何でも交流しませんか」の会を開き、22人が参加しました。寉田一忠さん（横田基地の撤去を求める西多摩の会事務局長）がオスプレイをめぐる情勢を報告。参加者は各地の取り組みや経験を交流し合いました。「横田の問題は東京の西と東では温度差があるが、こうして横のつながりを強め、横田のことをたくさんの人に知ってもらうようにしよう」「全都の問題にして『オール東京』でたたかえるようにしたい」、「基地のネガティブな面だけを強調するのではなくて、『基地がなくなったらいい町になるよ』など夢を語りながら伝えることも大切」などの議論がされました。寉田さんが「『市民の不安が払しょくされないままにＣＶ22オスプレイの横田基地への配備がなされないことを強く求める』という声明を出している市議会もある。不安が払しょくされるようにオスプレイに対する公的監視を東京都に求めていくことも大切だ」と結びました。