兵庫革新懇は8月25日から26日、「夏の一泊研修ツアー」を開催し、福井県の美浜原発、京都府の舞鶴軍港を巡りました。(以下、「兵庫革新懇MAIL ・FAX 短信」より)
コロナの関係もあって5年ぶりの開催となりましたが、有意義なツアーになりました。
初日は、福井革新懇事務局長の松原信也さんから、福井革新懇の過去・現在や課題について話して頂きました。またオール福井反原発連絡会の林広員さんからは、岸田政権による原発推進政策のもと、福井県では7基体制で再稼働が続けられている現状などが厳しく告発されました。
会場の美浜保健福祉センターの玄関入り口には、「ヨウ素安定剤集積所」という看板が出されており、原発事故を前提にした日常を実感しました。美浜原発PR 館では、VR ゴーグルでの原発内部も含めた説明がありました。「今こそ原発ゼロの決断」を求めた運動の重要性を参加者一同共有しました。
夜は、水月湖畔のホテルで楽しい夕食と交流を行いました。2日目は、希望者はモーニングクルーズで朝食と三方五湖の景色を楽しみました。三方五湖山頂は、日本海と三方五湖の両方が眼下に広がりすばらしい景色に堪能しました。
舞鶴軍港では、イージス艦2隻を含む多くの艦艇が停泊し、莫大な軍事費が使われ、戦争への準備が進む実態を目のあたりにしました。
バスの中でも、原発、中国問題の学習や感想などの交流も行いました。