「沖縄県民の怒りは、私たちの怒り」 日野革新懇が主催し、市民九条の会など9団体の協賛で26日におこなった「OKINAWA1965」上映会には、会場いっぱいの200人が参加しました。急逝された翁長知事の遺志を受け継いで、辺野古新基地建設をやめさせたいとの思いが、大きく広がっていることを示しました。
高齢者とともに、関心を持つ若い方の参加もありました。市民演劇集団《劇団ひの》の俳優や子役の皆さんも12月公演の「太陽の子」にむけた学習として参加してくれました。「沖縄は今もたたかっていることがとても分かった」(10歳)、「少女引き殺し事件や基地、沖縄の人たちの思いなど全く知りませんでしたが、いい勉強になったなと思います」(16歳)、「暴力や武力をふるわない闘いだから前進することがよくわかりました」(69歳)などの感想が寄せられました。
上映の後、日野革新懇の磯崎事務局長が、7万人が台風接近のなか結集した県民大会に参加したことを報告し、来たるべき県知事選挙が「辺野古新基地建設を押しつける安倍政権との真正面からの闘いであり、戦争のための新基地建設を許さない、地方自治と民主主義を守る全国民的な闘いです。」と、選挙ボランティアの派遣など支援を訴えました。終了後、派遣カンパが続々と寄せられ、大口も含めて9万240円があつまりました。日野革新懇からは、9月17日から4日間の現地支援ボランティアに現在6人が参加予定で、さらに参加者と募金を呼びかけています。