長崎県革新懇は7月7日、長崎市鉄橋で「高市暴走政治ストップ市民集会」を開催しました。市民70人が参加して、政治の暴走へ抗議の声を上げました。
はじめに、筒井涼介さんのリードで参加者全員がコール。「星に願いを・政治を変えよ」「平和がよかばい・戦争いやばい」などをリズムに乗って唱和。おおいに盛り上がりました。
主催者を代表して田中安次郎代表世話人があいさつ。「高市さんの政治に対して、みなさんは腹に据えかねていると思います。その腹のなかに据えかねているものを、今日は吐き出してください」と、呼びかけました。
司会者の呼びかけに応えて次つぎと手が上がり、スピーチが続きました。医療関係者は「お金がないから医療が受けられない、介護を控える、頼れる家族もいない、地域からも孤立している・・・そういう方がたが大勢います。国を守ることは大事かもしれないが、その前に『守るべき命』を守るのが政治の責任ではないか」と訴えました。労働組合員は「最低賃金を1500円に引き上げる目標を、岸田内閣の時は『2020年代中に実現』と言っていたのが、高市内閣になって『遅くとも2030年代前半に』と大きく後退した」と厳しく批判しました。被爆者の田中安次郎さんは「『日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなる』と脅威を言い立て、殺傷能力の高い武器の配備を進め、米軍を巻き込んで戦闘態勢を構築しようとしている。こんな戦争の道は望んでいない」と鋭く告発。青年労働者は「この鉄橋でマイクを持って話すのはとても恥ずかしいが、『戦争反対、平和を…』など、そのような声を上げることが、いま大事だと思う」と呼び掛けました。
堀江ひとみ県議と女性団体のメンバーは皇室典範改正案について、「“男性は室町時代まで遡れば正当な血筋だから”と養子の息子も天皇になれる。しかし、いまの天皇の子は女性だから天皇に
なる資格を与えない。これほどの男女格差を認めていいのか」と批判の声をあげました。メディアOBの男性は「国旗損壊法案はおかしい。【国を象徴する日本の旗を崇めなさい、壊したり汚したりした人は刑法で罰します。】こんなことは法律で制するようなものでない」と怒りの声を上げました。外国人観光客ガイドの女性は「何よりいまの日本には、武器輸出解禁という、原爆資料館や平和公園の存在と相反することが起きている。なのに『長崎が最後の被爆地であること』を堂々と言えるわけがない」と。諫早市の女性は「両親の遺言は二つ。『食料もエネルギーも自給していない国が、なぜ武器輸出なのか』。もう一つは『戦争が始まってからは反対できない。戦争が始まる前が大事だ』ということ」と紹介しました。業者団体の男性は「イランが攻撃の影響で原油、エネルギー、原材料の物価が上がり、建設業の資材もなくなり、物価高で仕事がなくなり、廃業や縮小を余儀なくされている業者もいる」とその実態を告発しました。
スピーチの最後に、山下優子代表世話人が「こんな総理はもういらない。平和と自由と暮らしを私たちの手に取り戻そう。長崎からこの声を高市首相に向かって、国会に向かって、大きな声で叫びましょう」と呼び掛けました。