かどま革新懇は11月22日、「秋の映画・講演会」を開催し46人が参加しました。
第1部では、映画「対馬丸へ 今を生きる私たちから」(文部科学省選定作品)を上映。上映に先立ち、同映画監督で地元門真市在住の齋藤勝氏が、沖縄の子どもたちが本土への疎開から、沈没、救出までを体験者の証言を元に描いた経緯についてのエピソードを語りました。
第2部は、大阪平和委員会会長(大阪革新懇代表世話人)の西晃弁護士が、「軍事化が進む沖縄・南西諸島を戦場にしないために私たちに出来ること」について講演しました。西弁護士は、沖縄・南西諸島・西日本の軍事化が、2015年以降の安保法制制定と安保3文書制定後、急速に進んだ経過を説明。再び戦争の惨禍を起こさせない国民的運動の必要性を訴えました。
今回の企画は、高市首相の「台湾有事」発言をめぐる一連の流れのもと時宜にかなった取り組みとなりました。「7人の貴重な証言がリアルに語られていた」「身につまされる話だった」などの感想が寄せられました。