千葉・鎌ヶ谷革新懇が講演「排外主義克服の道」生活改善求める市民へ希望届けよう

 鎌ケ谷革新懇は10月4日、「極右・排外主義勢力の主張とその克服の道」と題した講演と総会を行いました。

 千葉県革新懇事務局長の柴田英二さんが講演しました。柴田さんは、新自由主義の「自己責任論」が崩壊したことで、今まで選挙を棄権してきた人たちの投票行動に繋がったと分析。コメなどの物価高騰について「われわれの責任ではない」「政治が悪い」ということから全国的には前回参院選より200万票増えた。いわば政治的な目覚めをつくった面もあった。参院選で自・公・維新の得票が減り、参政・国民民主・保守党が伸ばした結果は、自公政権への批判票と見る必要があり、参政・国民民主への投票者を敵視するのではなく、現政権への批判票という側面をとらえ、共同の対象と考えるべきで、外国人排除の思想とはたたかい、参政党を支持した「生活改善を期待する層」には希望を届けて共闘できる道を探さねばいけない、と結びました。

 講演後の第17回総会では、活動経過、新年度の活動方針を採択して、会員増やしを軸とした組織拡大と地域の要求に沿った獲得運動を、という意見も出され、活動の中心に据えて行く方向が承認されました。今回は約20人が参加しました。今後、会員増と運動の幅広い展開を強調して終了しました。

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