軍事侵攻から2年―イスラエルのガザ・ジェノサイド許さない 即時停戦を 東京革新懇が呼びかけイスラエル大使館へ抗議行動

 イスラエルによるガザでの虐殺・ジェノサイドへの怒りが広がる中、ガザでのハマスとイスラエルの戦闘が始まってちょうど2年となる10月7日、東京革新懇の呼びかけでイスラエル大使館への抗議行動が取り組まれました。
 抗議行動には、東京母親大会連絡会、戦争させない江戸川の会、江戸川革新懇、国民平和大行進西多摩実行委員会、羽村九条の会、足立革新懇、南砂団地九条の会、東久留米革新懇など諸団体と個人21人が参加。
 冒頭、今井文夫東京革新懇事務局長が「イスラエルによるガザでの2年間の虐殺で、子ども1万9000人、女性1万人以上を含め6万7000人が殺され、さらに、行方不明者1万人。負傷者は約17万人に達した。イスラエルの攻撃では、病院・医療関係者、報道関係者、国連職員もねらいうちにされている。飢餓すら戦争手段とし、深刻化している。各国政府が非難し、人々の抗議行動が世界中で広がり、パレスチナの国家承認も160カ国に達している。東京の各地の宣伝行動でも、市民の強い関心と怒りが表明されている。私達はイスラエルが直ちにジェノサイドをやめ、国際法と人道を踏まえて解決することを強く求める。日本政府は曖昧な態度をやめ、パレスチナの国家承認を直ちに断固として行い、イスラエルの軍需企業との関連を断絶することを求める。今、和平交渉が始まっているが、なんとしても即時停戦し、これ以上のジェノサイドを許さないために、声をさらに強めよう」とアピールしました。

参加者の訴え
・ガザの状況に驚愕した。ホロコーストを体験したユダヤ人が、同じことをガザでやっている。
・教員をやっていた。子ども達の未来を奪うことは許せない。
・母親大会のスローガンは「命を生み出す母親は、命を育て、命を守ることのぞみます」であり、ことも達の命を奪うことは耐えられない。
・ガザの状況は東京大空襲や原爆投下の状況を思い出させる。
・飛び入りで参加した。何としてもこんな虐殺は許せない。
・イスラエルとパレスチナは共存共栄しかない。
 最後はシュプレヒコールにジェノサイドやめろの思いを込めました。
 抗議行動には東京革新懇声明「イスラエルはガザでの殺戮・ジェノサイドを直ちにやめ、人道と国際法にもとづく解決を求める」への賛同個人署名60通が寄せられ、翌日郵送しました。

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