中央区革新懇 市民パレードに150人 若者や親子連れの飛び入り参加も 心ひとつに「万博やめろ!」とコール
3月30日、中央区革新懇は市民や他団体と実行委員会をつくり「万博中止! いのちと暮らし最優先」市民パレードを行い、150人が参加しました。
参加者は、「万博工事のガス爆発は起こるべくして起こった事故。埋め立て地からはメタンガスが発生し続けており夢洲は危ない」、「裏金問題で責任を取らない自民党に、政治を任すことはできない」など怒りをあらわしました。また「大阪市・府政は、夢洲万博予算の上振れで府・市民の負担は耐えられない状況に至っている」、「夢洲の防災対策がとられていない」、「インフラ整備もキャパオーバー、子ども達の万博動員など問題だらけ」と矢継ぎ早に訴えました。
そもそも大阪・関西万博は、「カジノのための万博」であり、大阪経済の成長とはまったく無縁です。万博中止を早く決断し、被害は最小限に食い止め、税金の無駄遣いをやめさせ、いのちと暮らし 優先の政治を実現しようと強調しました。若者や親子の飛び入り参加もありマンション群で高らかにコールを響かせました。 ベランダから手をふる人、沿道でビラを受け取る人などがおり、心ひとつに明るく元気の出るパレードになりました。
富田林革新懇 万博きっぱり中止! 能登半島地震救援が最優先! 福祉や元教員など多彩な地元のパネラーが登壇し心ひとつに「万博やめろ!」
3月30日、富田林革新懇は「万博きっぱり中止! 能登半島地震救援が最優先!」と題するシンポジウムを開き79人が参加しました。パレスチナから帰国早々の西谷文和氏をコーディネーターに小学生の保護者Tさん、福祉職場の荒柴さん、元教員の三嶋さん、年金者の西村さん、保育運動の北谷さんがパネリストとして発言しました。
最初に西谷さんが「万博崩壊~どこが身を切る改革か?」と題して概説。ドローン撮影で万博会場とカジノ予定地が隣接していることを明らかになったと話しました。また、石川県の馳浩知事が年始早々にヘリコプターに乗れたのは・・・? と切り出し、背景に安倍晋三氏と橋下徹氏以来の「腐れ縁」があったと指摘し、その流れの中に「アベのマスク」、「松井の雨合羽」、「吉村イソジン」事件などもあり、馳氏は維新の顧問になっていると説明。そして、「万博の狙いはカジノ誘致にあり、納得できないという声が多数であることを知らせることが大事だ」と強調しました。
パネラーからは「子どものことを考えていない」、「大阪府のやり方は一方的」、「教育のあり方を全く心得ていない」、「年金は物価上昇に追いついていない」、「全く実情にあっていない」などの発言があり、多額の公金をつぎ込む万博への批判に共感が広がりました。
住吉革新懇 万博やめろ! 昼下がりパレード 市民の共同に120人参加 沿道やマンションから多数の激励
3月31 日、住吉革新懇と「カジノはいらん! 住吉の会」が共催して、「止めよう! ドロ舟万博 被災地支援優先 昼下がりパレード」が行われ、120 人が参加しました。
長居公園での出発集会では、「住吉の会」代表の貝田達男さんが開会あいさつ、住吉革新懇事務局長の古旗孝さんが基調提案を行い、これまでの共同のとりくみと運動で、世論調査で「膨れ上がる万博費用負担は納得ができない」が77%(NHK)、「万博はいらない」が68%(共同通信)などとなっていること、3 月28 日に夢洲で起きた可燃性ガス爆発事故をみても夢洲は危険な場所、万博テーマの「いのち輝く未来デザイン」に全く相応しくないことがはっきりした、万博開催まであと1 年、さらに共同のとりくみと運動を広げてなんとしても万博・カジノはストップさせようと呼びかけました。
参加者は「万博 バンパク 金儲け 被災地対策優先や」、「万博 カジノ いますぐやめて」と歌とコールであびこ筋を浅香中央公園までパレードしました。マンションのベランダや沿道から手を振ってたくさんの激励がありました。