「市民と野党の懇親会」に7政党と市民が参加  東京・大田革新懇

9月9日(月)夜、大田革新懇主催の「市民と野党の懇親会」が六郷集会室で開かれ、4月の大田区長選挙をたたかった市民運動・個人と団体、野党(立憲民主党、日本共産党、社民党、新社会党、太田生活者ネットワーク、フェアな民主主義、大田・緑の党)代表と神田順氏(東大名誉教授・区長選候補者)が集い、59人が出席しました。
佐藤誠一(弁護士、大田革新懇共同代表)が「4月の区長選を大田区で本格的な野党共闘でたたかい新たな第一歩をひらいた。それは7月の参院選で32の野党統一候補の擁立になり10名が当選し、参院の改憲勢力3分の2を許さなかったことにつながる。区長選、参院選の低投票率の問題など反省点もある。今日は大いに語り合いましょう」と開会挨拶。続いて福石満・戦争させない南部千人委員会事務局長の音頭で乾杯の後、活発な意見交流が行われました。参加者からは、「野党共闘に確信が持てた」との感想が多く語られました。
神田元区長候補  海部幸造弁護士「区長選後の野党の結集で政策検討。13の政策項目は充実。これをいかにして市民のなかに入れていくか、真剣に考えよう」。

伊藤誠(経済学者)「野党共闘で区長選を闘った意義は大きい」。

神田順(東大名誉教授)「引き続き大田区政に関心をもっている。発言だけではだめで行動することが大事」。

井戸まさえ(立憲民主党大田代表)「地方選、参院選を連続して闘い、今後に展望を開いた意義は大きい」。

岡田克己(共産党大田地区委員長)「市民と野党の団結で大田区長選をたたかえた。人生のなかでも特筆すべき出来事だった。共闘をもっと強めよう」。

北澤潤子(生活者ネットワーク)「神田さんは区長選後もめげずに頑張って区議と一緒に行動している。市民と野党の共闘で大田区を変えて行こう」。

奈須りえ(フェアな民主主義・区議)「野党共闘で区長選。神田順さんを応援する立場から反省すべきは反省しよう」。

野呂恵子(大田緑の党・区議)「意見交換の場を設けてくれたことに感謝。低投票率をどのように変えていくか」。

山内正紀(社会民主党)「区長選の敗北をどう見るか総括すべきだ。立憲野党勢力はもっと力をつける必要がある」。

スピーチと共に中川夏代さん(原爆被爆者大友会会長)が詩吟「柳宗元の五言絶句《江雪》」、石井賢二さん(日朝協会大田支部)が「憲法九条」を詩吟し、会場を沸かせました。

中山伸さん(大田革新懇共同代表)が来年の都知事選の意義、仲田明子(元社会党区議)さんが市民と野党の共闘への時代の変化、大竹辰治共産党区議団長が都議選、都知事選、衆議院での奮闘、二木和雄さん(鎌田民商副会長)が選挙に行かない人にどのように働きかけるかが大事だ、村石真衣子さん(都教組大田支部書記長)が来年は中学校教科書の採択・育鵬社教科書以外にも懸案があると、各々アピールしました。

佐伯正隆(大田革新懇常任世話人・税理士)「消費税10%増税許さない闘いを。今日の意見交流は大成功だった。安倍政治許すな。明日を切り開く市民と野党の前進を確認して閉会します」と挨拶。
大田革新懇常任世話人・石井賢二記

(東京革新懇mailfaxニュースNO.933から)

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