羽曳野革新懇も参加する羽曳野総がかり行動実行委員会は4月28日、羽曳野市内で安倍9条改憲NO!森友疑惑徹底究明 羽曳野市民集会を開催しました。
集会には新社会党大阪14区代表の柏本景司氏が激励に参加してくれ、共産党府委員会から連帯のメッセージが寄せられました。また、自作の“戦争あかん!守ろう憲法9条を”のプラカードや“安倍内閣は総辞職”の団扇をもって100人を超える市民が参加しました。
集会は杉山彬代表委員のあいさつに始まり、新日本婦人の会の杉本さんが会員家族はもちろん、あらゆるつながりを頼って、また、駅頭やスーパー前など目標達成に向けて頑張っている様子を報告。
年金者組合の鎌田さんは、自衛隊の幹部が民進党の議員に対して「お前は国民の敵だ」と言った。戦前の非国民発言を思い起こさせる。こんな発言が飛び出してくるのは、戦争への道に、いま日本が歩み出している証拠。憲法守れの声を、戦争ノーの声を大きく広げる時だ。息子や孫たちが戦場に送られることのないように頑張ると決意を表明。
近畿財務局OBの喜多徹信氏は、この問題で自殺という犠牲者が出た。彼は昨年2月の森友問題発覚後、実務担当のリーダーとして120時間を超える過酷な業務を行わされていた。その彼がメンタル不全を訴え、秋から休職。年明けから「慣らし出勤」を始めた矢先の改ざんの発覚。極めてつらい立場に追い込まれたことは想像できる。彼の無念を晴らすためにも徹底究明をさせなくてはいけない。
森友公文書の改ざんで安倍首相や麻生大臣は「佐川元局長が判断し、一部職員が佐川の支持で行った」とすべての責任を佐川氏に押しつけている。公文書改ざんという刑事責任さえ問われることを自分だけで決定したなどとは、到底考えられない。仮に、首相や大臣が知らない所で、役人が国会や国民を欺く不正行為を行っていたとすれば、実に恐るべきこと。そんなことを許していた安倍首相は、行政の最高責任者としてその責任を取らなくてはならない。真相解明のための全ての関係者の国会招致が不可欠。そのためにも野党6党の共闘、市民の共同が求められている。
新社会党の柏本氏は、隠ぺい、ねつ造、改ざん、ウソとごまかし、セクハラまで加わった野党の追及に、安倍内閣は窮地にたたされている。こんな内閣は早く退陣させなくてはならない。前の総選挙では14区でも市民と野党が共闘して選挙を戦った。さらに共闘を大きくして頑張ろうと連帯のあいさつ。
集会後、「佐川じゃないぞ、安倍やめろ」「戦争する国絶対反対」などと市民に訴えながらコロセアムまでの1kmをパレード。(西村裕行)