千葉県革新懇は、総選挙公示直前の10月11日、千葉駅前の広場で街頭宣伝を行い、6団体から20人が参加しました。それぞれの賛同団体が取り組んでいる切実な要求を訴えながらその実現のために総選挙で自民党政治を転換しようと訴えました。
初めに、千葉労連議長の寺田代表世話人が、「労働者の実質賃金引き上げ、最低賃金直ちに1500円。過密労働から自由時間の拡大を政治転換で実現しよう」と語りました。
共産党比例予定候補の斉藤和子さんは、早くも行き詰まりを見せている石破首相の総裁選の公約破りを批判。自民党政治の2つの歪みを正し、平和、高等教育の無償化・物価対策など生活向上、ジェンダー平等をはじめ諸権利の向上を訴えました。千葉県民医連の参加者は、「今までどおり保険証でも受診できます」のポケットティッシュを300枚配布しながら、保険証廃止の不当性、政府の強制とウソを明らかにし、保険証廃止は撤回して運転免許証と同じように選択制にと訴えました。共産党の渡辺まさし千葉1区予定候補が、裏金疑惑の解明、消費税引き下げ、9条を生かした平和をと訴えました。新日本婦人の会が、核兵器廃絶をめざす国連NGO組織と紹介しながら、今のコメ不足について主食を市場原理にゆだねる政府の不当性を告発、政府が責任を持ってコメ供給を行うこと、食料自給率の向上を訴えました。
新婦人からの参加者はシール投票も行い、青年など多くの有権者と対話が進みました。結果は農業・コメ問題、物価対策が上位を占めました。『賃金 上がってる?』『労働環境 困ってる?』など建設労働者の賃上げ・建設現場の働き方の改善など身近な学習運動も進めている千葉土建の弁士は、健保を持っている労働組合として、保険証廃止の狙い、組合員の不安など明らかにしながらこうしたことをごり押しする政治の転換を訴えました。