西東京革新懇は11月3日、「住民本位の自治体をめざして ―杉並区民は住民参加をどう進めたのか」と題して学習会を開きました。
講師は、杉並区に在住して市民運動を進めている小関啓子さんです。30人が参加しました。
小関さんは、岸本聡子区長の書籍『杉並は止まらない』を紹介しながら、区長選挙での公約実現のために進めてきた区職員と住民との対話を重視した運営が語られ、区に働く職員数を増やしたこと、会計任用職員の勤勉手当の支給、学校給食の自校方式を守り区内すべての小中学校で給食費無償化を実現したことなど、この2年間の岸本区政の実績を話しました。小関さんは、区長が変わったことで職員の意識も変わり、住民に寄り添った仕事が出来てみんなが困っていることを共有し、共同の作業がすすめられていると語り、「少数与党の中で区政運営を進めるためには、区長を支える運動が大切です。議会の傍聴も大きな力になります」と話しました。
区長が変わることで私たちの声が届く区政がすすめられていることに参加者一同、今度は西東京で実現したいと決意を固め合いました。