東京21区市民連合がキックオフ集会 「野党力あわせ 棄権するひと政治に呼び戻し自民に勝とう」 

 衆院選挙東京21区は、立川・日野の全域と八王子の南東部が新たな範囲となって、有権者40万人余の選挙区となりました。

 「21区市民連合」はキックオフ集会を2月24日に開催し、会場いっぱいの126人(オンライン13人含む)が参加。東京21区で市民と野党の共同候補の勝利を勝ちとり、自民党安倍派の「裏金議員」を落選させようと、熱気あふれる集会となりました。

 集会では、過去2回の総選挙を市民・野党共同で取り組んできた経過が報告され、来るべき総選挙に向けて、市民連合と立憲野党の政策討議を重ね、共闘で選挙をたたかい、共同候補の勝利を勝ちとる方針が提起されました。

 市民連合運営委員の中野晃一さんが講演しました。「いまメディアによって『自民党と裏金』が『政治と金』に置き換えられ、政治家すべてが悪いかのように報道され、政治不信が国民の中に植え付けられている。国民の意識を後退させ、選挙に行かない人を増やしている。日本をどう変えていくのか。棄権している人を政治に呼び戻し、4人に1人の支持を得れば自民党に勝てる」「憲法13条の『すべて国民が個人として尊重される』という普遍が政治の基本。立憲野党はそれぞれ違う政党だが、この13条を共通の土台として力を合わせてやっていける。次の選挙は憲法13条を生かして政治を変えるチャンスだ」と、熱のこもったお話。参加者から「分かりやすく希望の持てる話を聞けて力がわいてきた」「立憲野党の連帯の大切さがよくわかりました」などの感想が寄せられました。

 続けて、立憲野党から、立憲民主党の大河原まさこ衆議院議員、日本共産党の清水とし子都議会議員、新社会党の嶋﨑英治東京都本部副委員長、緑の党の山本洋輔立川市議会議員が連帯あいさつ、社民党伊地智恭子都連幹事長と立川生活者ネットからのメッセージが読み上げられました。会場からは、3市の代表が発言し、立川市民連合からは「市長選と都議補選の勝利で音を立てて立川市政が動いた」と報告がありました。 終了後、野党各党と中野晃一さん、市民連合メンバーが横断幕を持ち、参加者全員の力強い写真を記念にとって閉会しました、会場でお願いした「21区市民連合」活動資金募金が6万3,300円寄せられました。

 集会の後、日野市民連合などの呼びかけで「市民と野党の共同アピール」をイオン前で行ない、約20人が参加。3市の市民連合メンバー、大河原衆議院議員、清水都議会議員、新社会党の嶋﨑さんがマイクを持って訴え、市民と野党の共同で自民党の裏金政治を終わらせ、市民に寄り添う新しい政治をつくりましょうと呼びかけました。(日野革新懇・磯崎)

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