徳島革新懇が中野晃一さん講演会 自民党「2012年体制」を喝破

 徳島革新懇は2月12日、総会と上智大学教授の中野晃一さんを迎えた講演会を開き80人が参加しました。

 中野さんは「なぜ市民と野党の共同なのか」と題して話をすすめ、2012年以降の自民党一党優位性は「内閣」でも「政権」でもなく2012年体制である。自民党自体は「与党」、それだけで「政権」全体ではない。実際の政権は、官僚制やメディア、財界、日米同盟などの固定的な癒着関係による「体制」である。自民党は金権腐敗政治、家父長制政治への国民の不満をガス抜きする安全弁としていろんなことを考えている。首相のクビのすげ替えによる「疑似政権交代」、世襲議員の代替わりという「見せかけの新陳代謝」、右翼女性登用の「トークニズム」(見せかけの多様性)など。日本は漂流し、社会の底が抜け、経済・安保はアメリカの追随路線あるのみで、政官業の一部の特権階級が「勝手に決める」、そしてマスコミがそれを「発表」するだけの衰退する保守的なホモソーシャル社会になり「先進国」から「後進国」になってしまったと述べました。勝手に決める「2012年体制」。そのオルタナティブとなるのが立憲民主主義を作り直す「市民と野党の共同」だと論をすすめ、その中心になるのが憲法13条の政治であることを強調しました。(山本茂喜)

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