えどがわ革新懇は1月21日、「第6期定期総会」を開催しました。
えどがわ革新懇は、2018年に再建され、この6年間、区民要求実現と憲法九条改憲阻止、平和・民主主義・国政革新のたたかいを総力挙げて推進してきました。
総会には、90人を超す参加者があり、来賓に東京革新懇の今井文夫事務局長、立憲民主党の柴田克之16区総支部長、日本共産党の原純子都議会議員、日本共産党の大橋美枝子江戸川区議会議員が駆けつけ激励の言葉をいただきました。来賓の方々が異口同音に強調されたのが、「献金疑惑の徹底解明」「九条改憲許さない」「国民生活擁護のたたかいのいっそうの強化」と、来るべき総選挙において「自民党政治を転換する」力強い呼びかけでした。
記念講演は、全国革新懇代表世話人の小林節慶応大学名誉教授にお願いしました(写真)。「憲法改悪は必ず阻止できるが、異常な軍拡は政権交代無しに阻止できない」を演題にしてお話をいただきました。 ―「異常な軍拡」はアメリカからの要求であり、日本の政権が覚悟を持ってかからないと抵抗できない問題であり、自公政権はその気がない。しかし、アメリカにはウクライナ支援の大半を日本にとか、「台湾有事」には日本を前面に、などの思惑もある。日本はアメリカの支配から慎重に自立する必要がある。そのためには政権交代が不可欠である― また、敵基地攻撃能力についても小林先生独自の考えも展開され、参加者は、興味深く聴き入りました。
国民の生活は困難を極めているにもかかわらず、裏金づくりや軍備増強など、国民そっちのけの政治に国民の怒りは頂点に達しています。しかも「裏金疑惑徹底究明」ではなく「派閥の解散」問題へとわい曲し、国民の批判の目をかわそうとしていることは、極めて問題です。捜査もいい加減になるなど、許すわけにはいきません。「徹底究明」の声とたたかいを大きく広げていくことを決意し合う総会となりました。