稲毛区革新の会は、12月11日(土)の午後、千葉土建千葉支部会議室において、総選挙の結果を踏まえ、いわゆる改憲勢力が2/3以上を占めることになり、憲法の改悪阻止のたたかいが重要になっていることなどから、憲法の基礎的な学習として憲法を知る「学習会」を第7回定期総会と合わせて開催しました。
第1部の学習会では、岡林伸幸千葉大学教授(稲毛区革新の会世話人)を講師として開催し、「憲法の改悪を阻止するために」と題して、憲法の基本的性格、日本国憲法の普遍性・個別性・歴史性、立憲主義など憲法とは何か、平和の重要性、憲法第9条の威力などが詳しく説明され、改憲勢力の策動等に対する反撃の理論武装となりました。この学習会には、未加入会員を含めて22人が参加者され、新たに3人から入会申し込みがありました。
第2部は、第7回定期総会として、昨年の総会以降の経過と総括では、先の衆議院議員選挙での市民と野党の共闘による「政権交代」をめざしてとりくんだが、4野党の共通政策の実現に向けたとりくみ等の不十分さがあったこと、今年とりくまれた千葉県知事選挙や千葉市長選挙における要求での共同行動、稲毛区民の会への結集など前進面を確認しました。向こう1年間では、憲法改悪を許さない全国署名の推進、オスプレイはいらないの世論を高める行動及び署名の推進、沖縄のたたかいへの連帯、来年7月の参議院選挙の勝利をめざして、千葉1区市民連合をはじめ千葉市における共同のとりくみなどの方針、予算案、役員体制など、提案したすべての議案が承認されました。
また、これからの運動を支えるためにも、さらなる会員の拡大とともに、千葉市革新懇への結集なども参加者全体で確認し、第7回定期総会は終了しました。
(稲毛区革新の会事務局長 戸村 稔)