「ケアの現場からジェンダー平等を考える」  香川革新懇

 香川革新懇は5月23日、高松市でオンラインも使用して総会と岡野八代同志社大学教授の「ケアの現場からジェンダー平等を考える」講演会を開きました。

 早川茂代表世話人は「憲法を生かさず、改悪する勢力には舞台を降りてもらい、皆さんの力で野党連合政権を」とあいさつ。泉敏裕事務局長は、「今こそ市民と野党共闘の発展で政権交代に本気で挑戦するときだ」と強調。県内での市民と野党の共闘にふれ「共通政策、政権合意、選挙協力の世論を広げよう」と提起しました。

 教育や保育など各分野からケアの実態報告を踏まえ、日本共産党の白川よう子衆院四国ブロック比例候補が「政治の場からジェンダー平等を」と、特別発言。「ジェンダー問題を学び、本質が歴史的背景にあることを知り、フラワーデモで、体験者の思いを聞き、ずっと向き合い続けたい」と語りました。

 岡野氏は「人間が生きていくうえで保育や医療、介護など絶対に欠かせないケア労働は歴史的に軽視されてきたと指摘。ケア労働を支える中心が女性であることを指摘し「必要な財政が投入されず、ゆがんだ社会になっている。野党連合政権で是正が求められる」と訴えました。

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