川口革新懇は４月10日、第31回総会と２０２１年度第１回フォーラム「多様性の社会をめざして」を開き、89人が参加しました。

『全国革新懇ニュース』（20年９月号）で伊藤詩織さんの１面インタビュー記事を読んで、ぜひ講師に迎えたいと思い、全国革新懇に取り次ぎを依頼し実現しました。

伊藤さんは女性への性暴力や差別について、今日も続くアフリカ・シエラレオネでの女性器切除の風習などを紹介しながら、「ジェンダーは人権。性は生命であり、最も尊重されるべき人権問題」と語りました。また、ネット上のバッシング被害、性犯罪に関する法制度や性暴力被害者への支援にふれ、まだまだ不十分と言及しました。

参加者から「性教育は人権教育、性は土台だと共感した」、「今日をきっかけにジェンダー問題について勉強する」、「多様性を認める社会をめざすため、女性にかかる負担を軽減させたい」と感想が寄せられました。