千葉・革新懇話会市川は22日、市民講座を開きました。3月7日開催予定の「さよなら原発パレード」を控え、同事務局の荒川玲子さんが原発ゼロを求めていることについて「この9年間の情勢は私たちの思いに逆行している。司法・行政が官邸に忖度し、各社報道も及び腰に見える。あらためて私たちの活動の意義を考えよう」とあいさつ。
日本科学者会議原発問題研究委員会委員長岩井孝氏は「原子力規制委員会が制定した『新規制基準』は、事故を未然に防ぐ根本的対策ではない。避難計画は、規制委は審査対象としていない。茨城県の東海第二原発は運転開始から41年を経過した老朽化と9年前の事故による設備や機器の損傷など深刻な問題がある『最もリスクを抱えた原発』だ。再稼働して重大事故が起きたら千葉県は放射能に汚染されすべての生活基盤が成り立たなくなる。原発再稼働はやめるべきだ」と述べました。