3月10日、羽曳野革新懇も参加する羽曳野総がかり実行委員会開催の学習会が100人を超える参加者で開催されました。
3月8日辞意を表明し大阪の知事・市長入れ替えダブル選挙に備え、「私たちはどう市民に話していけばいいのか、」を考えるタイムリーな学習会でした。講師の日本共産党大阪府委員会副委員長の中村さんから「維新政治の現状と打開の展望」というテーマでお話を聞きました。
何重にもウソとペテンの「大阪都」は2015年の住民投票で決着のついた問題。「二度目の予定はありません」と言っときながら再度持ち出してのいわれのないダブル選挙。おおもとにあるのは「維新政治」と府民・市民との利益の大きな矛盾にある。大阪の「格差と貧困」はどの大都市部より深刻である。北部地震や大阪を襲った台風の被害などに対する防災対策は出来ていない。維新政治は何としても「カジノを大阪に」と今後の4年間にかけている。また、教育においても子供たちに異常なまでのテストと競争を押し付けている。。福祉、医療、教育は二重三重に充実しなければならないのに、「二重」は無駄だからと住吉市民病院を住民の反対を押し切って完全につぶしてしまった。「こんな大阪を国の暴風雨から府民・市民を守る地方自治体に変えるため次のようなことを目標としていきましょう。」と、語られました。
○「カジノ・大阪第一」から「暮らし第一へ」転換する。
○「夢洲開発」などの無駄なゼネコン浪費から、防災優先・生活密着型の公共事業に。
○ 異常な競争と管理の教育から、どの子も伸び、希望のある公教育を。
○ 大企業中心の経済対策から、「主役」を中小企業に据えた経済対策。
○ 「安部政権」との「改憲タッグ」でなく、大阪の進路は大阪で決め、庶民の大阪を取り戻す。参加者はみんな元気をもらい帰途につきました。