取手革新懇は6月23日、第10回総会を記念して「暗い時代の人々」の著者の森まゆみさんの講演を開催しました。森さんは、大正デモクラシーの裏側で、大正14(1925)年に治安維持法が成立した状況を報告。この法律のもとで、山本宣治暗殺、小林多喜二虐殺などがおこされ、民主主義運動、自由主義の息の根をとめていったと告発しました。
その上で安倍政権が秘密保護法や戦争法、共謀罪など、次々と言論や市民活動を圧迫している状況を指摘。「いまこそ歴史に学ぶ時」と語り、市民が考え、市民の言葉で訴える大切さを語り、結びました。