2018年度総会開催 福島・郡山革新懇

郡山革新懇は6月16日、総会を開催した。記念講演講師には、郡山から新潟に避難され、新潟市民連合で野党共闘に尽力し、今回の新潟県知事選では「市民の思いをつなぐ会」共同代表として、より強固な「市民と野党の共闘」に発展させた磯貝潤子さんをお招きした。

新潟柏崎刈羽原発再稼働は絶対認められない。県民多数の声。

「子どもを助けないなんてありえない」、ママの会が立ち上がる原点。弱者になって初めて、「国は助けてくれない」「政治の行われ方が問題」と原発事故被害で実感。争点は原発再稼働。自公推薦候補は争点隠し。

野党をまとめるということは本当に大変な事。それをつないだのが市民連合。

政党には理念や政策の違いがあるのは当然。それがまとまるには市民の多数の願い、思いが政治を変えることへ共有されること。野党結集への要で、市民連合がその役割を果たした。その結果が市民連合と野党共闘の候補者を実現させ運動の輪が広がった。

市民連合の参加する統一選対は市民目線での運動、候補者づくりに寄与し新しい参加の輪が広がり、みんなで勝とうという運動に広がった。

自公の組織締めつけ、期日前投票動員のやり方は民主主義にとって大問題。

企業団体等に対しての締めつけ、期日前投票動員の報告点検までしての徹底的なやり方をしてきた。争点がわからないうちに、中央政治の問題が争点にならないうちにと主権者に正しい投票行動をさせない手に出てきた。今後この手をどこでも使えることになれば、選挙のみならず、憲法国民投票でも民主主義の機能しない国にされてしまう。

国政の「モリ・カケ」だけではなかなか伝わらない。

女性がもっと暮らしやすい県政、経済、観光、子育て等で訴える必要がある。若い層の女性は保守の安定した県政を選んだ。

選対の連絡調整会議(全体会議)を設け、一緒のテーブルに着くことが大きな力になった。

今回の選対には、自由党、共産党、民進党、連合新潟、社民党、維新新社会党、緑、市民連合@新潟が参加。全体の調整が力の結集になった。市民連合・ママの会の参加は、候補者の見栄えまで気を配れた。

新潟巨大な保守の牙城で、僅差に追い込んだ共闘は大きな宝として次に生かせる財産となった。

(郡山革新懇ニュース 191より)

一覧へ

カテゴリー

都道府県