第5回憲法を考える札幌市民集会 札幌中央区革新懇

5月27日、札幌中央区革新懇が集会事務局に参加する第5回札幌市民集会憲法をかえる?かえない?(続編)」札幌市民フォーラムが開催され、27人が参加しました。この会には徳永エリ、紙智子両参院議員からのメッセージも寄せられ、北海道新聞の取材も入りました。徳永エリ事務所からの秘書の参加や日本共産党、新社会党、自由党からの参加もありました。

問題提起者の戦争させない市民の風・北海道の小林久公地味局長からは「民主主義は市民の努力があって、初めて守られる。制度があっても独裁を生む事例は世界中にたくさんある。」との指摘がありました。ユニキタの佐々木瑛さんからは「子育て中の経験から、夫婦別姓問題や子育ては女性という考え方が社会に根強くあり、憲法の男女同権が実現していないと感じている」という問題提起がありました。STOP安倍政治!中央区実行委員会の西岡紘一さんからは「安倍政権がダメだいう世論が強いが、それでも安倍政権支持率もそれほど下がらないには、それにかわる政権がいないといわれる。外交も含め野党が政権の構想を示していく必要がある」と話されました。戦争体験を持つ札幌市退職教師協議会の西村守さんからは「戦中に軍国主義教育を行っていた教師が何の反省もなく戦後の教壇に立っていたことに違和感を覚えた」との発言がありました。これについて参加者から「現在の政権自体が侵略戦争の反省を行っていない。このままにするわけにはいかない」「立憲主義とはどういうものか説明してほしい」などの質問意見が出ました。また、「いろいろな観点から憲法について情報を得ることが出来て有意義だった」「色々な立場の方が、色々な場で、憲法について考えていることが分かった」「単なる声挙げ、意志がためのものではなくて憲法について深い学習ができてよかった。身近な生活、暮らし、教育の今後についても示唆があり、次の行動、学習に生かしていきたい」との感想が寄せられました。その場で2人の実行委員申込みがありました。(札幌中央区革新懇事務局長 岩﨑正)

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