「分断でなく包摂の政治の実現を」冨田宏治さんが講演 革新・愛知の会

 革新・愛知の会は4月26日午後、労働会館東館ホールで講演会「軍備拡大中止の声を! 憲法・平和・いのち・くらし―誰も取り残されない社会をどう実現するのか共に考えましょう!」を開催しました。
 講師の冨田宏治さん(関西学院大学教授・全国革新懇代表世話人)は、「自公政権の延命装置の『安倍政治』が崩壊し、自公政治は終焉を迎えている。マスコミも予想できなかった自公政権の過半数割れ、安倍政治を支えてきた岩盤保守層が石丸伸二、高市早苗、玉木雄一郎、斉藤元彦と結びつき、この背後にドトールコーヒー創始者の鳥羽氏の存在がある。世代間の分断をあおる玉木国民民主党。世代間分断やジェンダー分断にどう立ち向かうのか。『包摂』の政治をどう実現するのか、対話を広げていくこと、選挙直前ではなく日常的に」などと語られました。ネットの神様と言われた藤川氏すら、前に「地上戦が4割」と発言。選挙はネットだけでなくどぶ板が大切、市民と対話をしていくことが必要と話されました。

犬山革新懇は16人で講演会を視聴  喫茶店を貸し切って
 犬山革新懇は、地元の喫茶店を貸し切り、オンライン学習会を開催。16人が参加し、冨田宏冶さんの講演を視聴しました。
 参加者からは、「おいしいコーヒーを飲みながら、学習できて良かった」「自民党がボロボロと崩壊していった経緯を知ることができた」「LGBTQ法案を巡って岩盤保守層が、自民党から離れていったことが理解できた」「しんぶん赤旗がスクープした裏金問題が、如何に国民を怒らせ、若い世代の自民党支持率を劇的に低下させたかがよくわかった」などの意見が出され、昨今は政治と密接な関係にあるSNSの仕組みや、講演にもあったフィルターバブル、エコーチェンバー現象といった問題についても話し合いました。
 その後の事務室会議では、5月14日の犬山市民行動でのシール投票を消費税と選択的夫婦別姓の2点に絞り準備しようと決めました。

一覧へ

カテゴリー

都道府県