10月22日、「軍学共同いらない! 市民と科学者の会・大阪」(大阪革新懇・日本科学者会議大阪支部・大阪平和委員会)は、軍事研究をすすめる公立大学に対して抗議・要請行動を行いました。
高市内閣が始動し、早速労働規制緩和と共に安保3文書の前倒し軍拡の拡大強化を図ろうとしています。トランプ大統領の来日に伴い、軍拡路線に一掃拍車がかかる危険性があります。
防衛装備庁による軍事研究は過去最多の49件(前年比約2倍)にのぼっており、大阪公立大学は4度目の応募となります。当初、大学当局は抗議・要請文の受け取りさえ拒んでいましたが、粘り強く働きかけて文書を受け取ったものです。ただ、応接も玄関先であり、対応職員も権限がなく要請項目への回答も明言を避けています。およそ「公立」という名にふさわしくない対応ですが、軍拡反対のたたかいの一環として粘り強くすすめていきます。月末には3カ所になったキャンパス(中百舌鳥、杉本町、森之宮)で地元の革新懇の皆さんの協力も受けながら門前宣伝を行います。