羽曳野革新懇も参加する羽曳野総がかり行動実行委員会は、10月21日に古市駅前で「懐風館高校(旧羽曳野高校)の募集停止案の撤回を求める」署名・宣伝行動を行いました。
大阪府教育委員会は8月、府立高校を今後15年で32校廃校とする「アクションプラン」を示し、27年度から懐風館高校の募集を停止する案を発表。11月の教育委員会会議で最終決定する計画です。
石田コーヘイ羽曳野市議(今度末で廃校になる美原高校の卒業生)は、「楽しい思い出の詰まった母校が廃校になるのはとても悲しく、悔しいです。この思いを懐風館高校の生徒に味あわせたくありません。存続のためにも署名にご協力ください」と訴えました。志摩毅府高教委員長は、「15年間で32校減は、1学級40人・1学年7クラスが前提で、30人学級にすれば1校も減らす必要はない。公立高校の定員はゆとりがあって当たり前です。定員割れを理由に(府立学校条例)高校をつぶすのは道理がない。この間の高校つぶしで、子どもたちの学ぶ権利が侵害されている」と署名への協力を訴えました。
「懐風館高校が無くなるなんて本当ですか?知らなかった」(懐風館高校卒業生)、「地元の高校は無くしたらアカン」「誰がこんなことをするの? 維新はひどいなぁ」「羽曳野の高校はゼロになるの?」などの声が寄せられました。
まだまだこの事実を知らない市民が多いことがハッキリしました。広く市民に知らせる活動が必要だと痛感しました。この日の行動には9人が参加し、29筆の署名が寄せられました。