寄ってたかって美術展に市民600人が参加 大阪・寝屋川革新懇

 寝屋川革新懇は、「第15回ねやがわ 寄ってたかって美術展」を10月19日から5日間、市民ギャラリーで開催しました。600人を超える入場者がありました。

 寝屋川革新懇の結成25周年を記念して始まった美術展は15年目です。プロもアマもジャンルを超えて、今年の出展者は62人、出展作品は絵画・彫刻・書・版画・陶芸・植物造形・刺繍・木工芸・ペーパークラフト・川柳・絵手紙・リース・ビーズ・イラスト・ステンドグラスなど30種目・92点となりました。

 開催初日には広瀬慶輔寝屋川市長も来場(写真左)。作品種目の多彩さに驚いておられました。

 今年は、ペーパークイリングという新ジャンルで4名がグループ参加。「折り紙に熱中する孫に見せてやりたかった」と人気でした。

 川柳、〝核廃絶に 弾みをつける 平和賞〟 〝企業献金 やめろの世論 作り出す〟の作品(写真右)にその通りの声。書「般若心経」、最高齢者93歳の方が一年がかりで制作した木彫「如来三尊像」にスゴイの声。まさに、「寄ってたかって」美術展の真骨頂。「様ざまな作品を集めた美術展は初めて」、「老後の趣味の参考に」、「創造性・発想に感服」と寄せられた125人分の感想とともに、あちらこちらで作品の想いを語る輪ができました。実行委員長の長祥嶺さんは「この美術展は庶民の文化運動。来年もまた必ずここでお会いしましょう」とあいさつしました。

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