羽曳野革新懇も参加する羽曳野総がかり行動実行委員会は、毎月12日の日に「万博中止」を求める署名行動を行っています。2月は、恵我之荘ライフで行いました。
この日は3連休の3日目。買い物客は少なかったですが、月曜日で周りの店が休みのため、横断幕とプラスターを並べてのスタンディング宣伝は効果を発揮しました。ドライバーが何人も手を振ってくれたり、プラスターを見て「頑張ってください」とマイクで宣伝している人に声をかける通行人や買い物客もおられました。
3人がマイクで訴えました。南れい市会議員は、「開幕まで1年2か月を切った大阪・関西万博は費用が膨らみ続け、海外パビリオンの建設は遅れに遅れ参加を辞退する国も出ています。このような状況の中で当事者から聞こえてくるのは、弁明や責任逃れの言葉や経済効果の皮算用ばかりです。能登半島地震が発生しました。このような状況で、各方面から中止や延期の声が出始めています。大阪府が行っている世論調査では『万博に行きたい』と答えた人は、2021年は51.9%、22年は41.2%、そして23年は33%になっています。この後に能登半島地震が発生していますからさらに減っていることは明らかです。万博が近づくごとに行きたい人が減っている。府民・国民はしらけきっています。その背景には『物価高騰などで国民があえいでいる中で、わずか半年の万博になぜ巨額の税金をつぎ込むのか』という怒りや疑問がうず巻いるのです。今すぐ中止すべきです」と訴えました。
お店の前に自転車を止めた年配の男性。しばらくして店から出てきたその人が「やっぱり万博はあかんわ」と署名をしてくれました。中年の女性は「万博なんかやめて、被災地に支援したらええねん」と署名。一方、「せっかくここまで作ったんだから壊すのはもったいない」という若い女性もいました。向かいの商店の改装工事をしていた青年5人の一人が、プラスターを覗き込み仲間と話し始めたので、署名の訴えに行くと「税金の無駄遣いやから反対」、賛成の人に「木製リングが350億円で、半年でつぶしてしまう」ことを説明すると「それなら反対や」と3人が署名してくれました。
行動には15人が参加し、署名は13筆寄せられました。