「共謀罪」法を阻止する新たなたたかいを―北海道・革新懇・ていねの会

革新懇・ていねの会と「市民の風」「手稲区民の会」は6月19日JR手稲駅北口広場で安保法制強行採決後21回目の抗議行動を行いました。
今回の抗議行動は、6月15日の深夜、国民が眠っている中で、自民・公明・日本維新の会が委員会での審議をいきなり打ち切り「共謀罪」法案の強行採決を行ったことに対して、怒りと新たなたたかいを表明する行動となりました。
マイクで訴えた革新懇・ていねの会の2人は「共謀罪法は、審議をすればするほど問題点や矛盾点が噴出し、思想・信条・良心の自由を踏みにじる違憲立法。この暴挙は国民の反対の声の高まりと、森友・加計両学園問題の批判とたたかいに安倍政権が追い詰められてのこと。「戦争する国づくり」のための秘密保護法、安保法制、共謀罪の悪法3兄弟を廃案にするためには、市民と野党の共闘の発展と都議選、総選挙での勝利で安倍自公政権に退場してもらうしかない」と訴えました。その訴えを受けて、衆院選4区の民進党・本多平直予定候補と共産党・佐々木明美予定候補は「市民と野党の共闘を広げ、総選挙で安倍政権を打倒していくため、全力を挙げて奮闘していく」と決意表明しました。革新懇・ていねの会は「『共謀罪』法強行採決に満身の怒りを込めて抗議する」という、全国革新懇・革新懇・ていねの会の名で抗議のチラシを作成し、バス待ちの人や通行人100人に手渡しました。
スピーチの後は、「手稲区民の会」と「市民の風」のメンバーによる詩吟と替え歌など多彩なパフォーマンスが目をひき、30分行動でしたが、強行採決への怒りと今後の闘いの展望が示された熱い行動となりました。行動にはいつにもまして数人が立ち止まって聞き入り、ベンチに座っていた高齢のご夫婦は「共謀罪は戦前の治安維持法と同じ危険だ。身を持って感じる」と語っていました。

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