第21回戦争体験を聞き語る会  神奈川・小田原革新懇

革新懇結成時から続けてきたこの集い、21年になりました。第1部は「家族たちのインパール」上映。第2部は戦争体験のお話。第3部は参加者の意見交換による交流。

雨風の強い悪天候をついて、40人以上の方が参加。「不戦の誓いをさらに」という熱い思いがあふれ、最後に平和アピール(要旨は下の別項)を確認しました。

 「家族たちのインパール」上映

日本軍3万人が命を落とした無謀な「インパール作戦」は、3週間の計画でした。兵士の食料と装備は3週間分でした。ところが誰一人、インパールに辿りつけません。度重なる中止の要請に応えず、中止命令は4か月後。なんとか帰国できた兵士たちの家族には、あの戦争の影が今も続いています。NHKが「それを取材し、作成したドキュメンタリーです。解説は相馬勇二さんでした。

東京大空襲被災の記憶を語る

語り部は石川信雄さん。箱根板橋にお住まいの88歳。演題は「東京大空襲と戦争時代を生きて」-。88歳になっても鮮やかに覚えている14歳頃の記憶です。低空を飛行している米兵の顔―極めて貴重な記憶です。たくさんの質問もありました。

今年の集いの特徴とこれから

・小田原市と南足柄市で初当選した議員さんも参加されました。「不戦の誓い」を引き継ぐ力です。

・風雨の激しい中での集い、参加者に感動しました。その日の追悼式の新天皇と首相の式辞の違いは明確です。

・初参加の方も少なくありません。それに確信をもって今後の在り方を工夫していきましょう。

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