「憲法を行政に生かすあいちフォーラム」が6月12日、「『働き方改革』につながる真の改革とは」の講演を行いました。講師に和田肇名古屋大学特任教授をお迎えし、だれのための改革なのか講演をしていただきました。21人が参加。熱心な質問もあり盛況でした。
働き方改革関連8法案が昨年、昨年6月29日に成立、この4月から一部施行されたことを踏まえ、「労働時間の短縮」「年休」「最低賃金」「名目賃金」「時間外労働」などについての現状を聞き、
・ディーセントワーク(良質な労働、まともな労働環境)は命にかかわる問題。
・ワークライフバランス(生活と仕事のバランス)できる環境。
・女性が活躍できる環境を作ること、結果、男性もよい労働環境になること。
・次の世代に、きちんとした社会保障制度を構築すること。
・政府は内閣府の規制改革会議からトップダウンで関係省庁に法案作成を指示。この方法でいいのか。
・大企業の社会的役割を放棄し、悪化させるアベノミクスの働き方改革ではだめ。
男女平等、同一労働同一賃金、パート、アルバイトの向上、労働時間の上限。若者の人材育成をすすめること。
・雇用対策を充実させること。
・労働者の社会保障法の充実、労働法の社会的責任放棄させないこと。
・働く者の力で真の働き方改革できるようにすること
などを学び合いました。