札幌中央区革新懇が事務局を務める「憲法を考える札幌市民集会」は2016年の「第1回」から数えて4年目を迎え、「第6回」が11日市内で行われ27人が参加しました。
今回は、実行委員会で内容の検討を重ねる中、参加者全員が発言できる「グループディスカッション」の形式をとりました。
齋藤耕弁護士の挨拶の後、神保大地弁護士の問題提起と5つのグループでのテーマ別討論、最後に各グループからの報告が行われました。
神保弁護士は、資料として配布された「あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)」発行の「憲法全文クリアファイル」を使いながら、憲法の全容を解説し、参加者にも自らマイクを持って質問をしながら回りました。「知ってているようで、実はあまり知らない」質問に戸惑う参加者もいて、改めて憲法を一から学ぶ機会となりました。「日本国憲法を作ったのはだれですか?」の質問で始まる全員参加意識調査も行われ、最後のその結果が発表されました。参加者からは「安倍9条改憲を阻止するうえでも、これまで講演会などに参加して、わかったような気になっていたが、このような討論会形式で、実はあまりわかっていないことが分かった。」「自分の言葉で意見を言うことになれていなくて戸惑いがあったが、今後もこのような場が必要かと思う。」などが出され、新たに6人の実行委員が加わりました。会には立憲民主党の徳永エリ参院議員からメッセージが届きました。