大阪革新懇は12月2日、午前中に城東区で、午後は平野区でそれぞれの地域革新懇と合同街頭宣伝を行いました。この行動には合わせて40人が参加しました。合同街宣は、11月の行動に続く第2弾です。
「年金も増えないのに、物価高で生活が苦しい」と市民が訴え(城東区)
城東区の桜小橋遊歩道前では、山中智子さん(日本共産党大阪市会議員)、吉永絋朗さん(城東民主商工会事務局員)、藤永延代さん(おおさか市民ネットワーク代表)、荒田功さん(カジノに反対する大阪連絡会事務局長)の4人がスピーチ。山中さんは、「特区民泊で市民生活が脅かされているが、この制度も共産党以外が賛成し導入された。万博が終わりカジノに邁進している。市民生活より自分らの知名度を上げることばかり考え、公金も投入するのが今の大阪市政」と話しました。荒田さんは、「オンラインカジノに300万人以上が手を染め、警察庁も『オンカジは犯罪』とキャンペーンして取り締まりを強化している。これを推進しているのが維新政治だ」と告発しました。藤永さんは、「革新懇の3つの目標に共感して、この運動に参加している。維新の会は定数削減で国でも独裁政治を実現しようとしている。夢洲のカジノ業者は米国のMGMからマカオの業者に代わるとの話がある。マネロンなどの犯罪の温床になる。府警がカジノから子どもたちを守ろうとしているのに、府政のトップがカジノを推進するなど許されない」と訴えました。吉永さんは、「トヨタは自民党に5千万円献金し、見返りに4300億円の税制優遇を受けている。中小業者はインボイス導入で大変な事態になっている」と実態を告発しました。
「カジノ反対しても手遅れ?」という人と対話になり、あきらめずに頑張ろうと!(平野区)
平野区では、小川陽太さん(日本共産党元市会議員)、前島尚子さん(新婦人平野支部長)、村上史好さん(立憲民主党元衆議院議員)、荒田功さんの4人がスピーチ。村上さんは、「維新が定
数削減を主張。日本は英国やフランスなどに比べても人口比で議員が少ない。結局、国民の声が届きにくくなる。物価高の要因は円安。高市さんはアベノミクスを継承する。つまり円安を続けるということだ。こうした政治を変えよう」と訴えました、前島さんは、「高市さんは軍事費の拡大や非核3原則の見直しなどを言い出した。平和守る声をあげましょう」と呼びかけました。小川さんは、「維新が4兆円の医療費削減を言い出して、アトピーや喘息の薬などを保険から外そうとしている。一方、高市内閣の経済対策には消費税減税が消えた。最賃1500円も先送りだ。これでは暮らしはよくならない」と訴えました。荒田さんは、「万博が終わりカジノ建設が始まっているが、カジノ事業者の正式認可は下りていない。裁判も行われている。カジノのターゲットは日本人だ。開催されれば毎年40万人の依存症患者が生まれる可能性がある。粘り強く運動を進める」と表明しました。