今年最初の怒りの行動@古市駅前  大阪・羽曳野革新懇

 羽曳野革新懇も参加する羽曳野総がかり行動実行委員会は1月19日、今年最初の怒りの行動を古市駅前で行いました。行動には「コロナ対策菅アウト」のプラスターや「コロナに乗じた改憲を許すな!」「自己責任を押しつける菅政権NO!」の横断幕などを掲げて行いました。今回はコロナ感染が拡大を続けているので署名は行わず、スタンディングとマイクでの訴えにしました。気温が4℃という寒い中でしたが19人が参加し、4人がマイクで訴えました。

 去年の12月30日に羽曳野市では、「おなかいっぱいプロジェクト」が行われた。16歳の高校生、非正規・パート労働者、シングルマザー、主婦、87歳高齢者まで、約100人が訪れた。「正直、明日のご飯が心配だったので助かります」、「子どもを育てていけるかこの先も心配です」、「消費税を下げてほしい」、「失業中で生活が大変」などの悲痛な声が寄せられた。

 この企画を知らせるチラシは羽曳野市では会場周辺と大学の学生寮のわずか1700枚、これで100人の参加ですから、これを羽曳野市全域に知らせていたら、膨大な数になることが推測される。コロナ禍のもとで貧困が私たちの周りにも、猛烈な勢いで広がっていることが浮き彫りになった。

 このプロジェクトを企画した源さんは、「この取り組みは本来政治がやるべき『公助』の仕事だと思います。私たちは目の前の困っている人を数日、数週間は助けることができても、根本的な解決のためには政治の力が絶対に必要です。自助や共助ではどうしようもないところまで来ています。政治の役割の『公助』の出番です。それでも菅政権は、まだ自己責任を押しつけるのでしょうか」と怒りをあらわにしていた。

 今年中に必ず総選挙がある。自己責任を押しつける菅政権では命と暮らしを守れないことがはっきりした。新しい政治を市民のみなさんとご一緒に「市民と野党が共闘した力」で作っていこう。と訴えました。

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