3月6日は羽曳野担当の関電前行動です。赤旗新聞の記者が取材に来るので各団体に動員をかけてもらいました。峰塚公園にはいつものように若者がスケボーを楽しんでいます。障害物を置いてそれを乗り越える練習をしていて、成功すると私たちも「すごーい」と言って拍手を送りながら準備をしていました。参加者が続々と集まってきました。議会の一般質問を終えた4人の議員さんも駆けつけてくれました。司会者が始まりのあいさつをしていると、そのスケボーをしていた若者4人が、「僕らにも貸して」と、プラスターを持って私たちの横に立って一緒に歌ってくれています。歌が終わってスピーチが始まりました。すると、若者たちが「僕らにもしゃべらせて」と言ってきました。古田さんのスピーチが終わりました。
若者の一人がマイクで「東日本大震災が起こったのは僕が小学校3年生の時でした。その時は、大変なことが起きたなとぐらいにしか思っていませんでした。今になって思うと、原発事故は一般の災害とは違う、とてつもない大きなものだということが分かりかした。いま集まって抗議しているのは、失礼だけどお年寄りばかりです。原発の問題は私たち若者のこれからの問題だと思います。せっかく訴えてくれているのに、通行人は知らん顔して通り過ぎていきます。立ち止まって聞いてほしいです。これからは、僕らの問題として頑張りたいと思います」と訴えました。大きな拍手と歓声が起こりました。つづいて訴えたのは高校生。「今、テレビはコロナウイルスのことばっかり報道している。おかしい! もっと原発事故のことも報道しろ」と絶唱しました。「そうだ!その通り!」と合いの手と拍手が起こりました。
次のシュプレヒコールも年寄りの倍の声量で頑張ってくれました。
最後は、いつものように「勝利の日まで」の合唱で終わりますが、最後にマイクを握ったのもニュージーランドに留学していた英語ペラペラの3人目の若者でした。最後まで元気に歌ってくれました。
この関電前行動は、今日で388回になりますが、初めから終わりまで飛び入りの若者が前面に出て、頑張ってくれたのは初めての体験で、参加者一同大きな希望と勇気、元気をもらいました。「来週も金曜日6時からやるからね」「歌しっかり覚えときます」と言って別れました。心が晴れ晴れとする、素晴らしい一日になりました。