野党共闘実現で安倍暴走政治を変えよう 新春 鬼払い「講演会」 京都・革新山科の会

2月5日、夜半から雨が降る寒い日になりましたが、革新・山科の会の節分に合わせて悪政を追い払おうと集会や街頭宣伝などを毎年行っていますが今年は関西学院大学法学部の冨田 宏治教授に「安倍暴走政治と野党共闘」と題して講演会をお願いしました。
「講演会」には野党4党の民進党・日本共産党・社民党・自由党のみなさまに京都2区での野党共闘を願って案内をさせて頂き、日本共産党倉林明子参議院議員、地坂拓晃2区国政委員長がご出席、自由党豊田潤太郎氏がメッセージを寄せられ挨拶と紹介されました。
倉林参議員は昨年の参議院選挙で野党統一候補の11人が当選を勝ち取り、国会が国民にとって身近になり、安倍政権に強行をとしている共謀罪についてもそろって厳しく追及している報告、また『野党共闘』が安倍政治を変えるにはぜひ力を合わせましょうと語られました。
冨田先生の講演はパワーポイントを使って約90分間、確信と展望のあるお話をしていただきました。
「アメリカでトランプ大統領の選出はウオール街の99%の声、難民問題など新自由主義の破たんで強いリーダーが求められ、日本の維新の会と同じく中間層の支持でつくられたもので、続くものではないが政治的激動の時代が始まった。しかしEUやアメリカでも反撃が始まり日本では沖縄・原発問題から沖縄の衆議員選挙、昨年の参議院選挙での『野党共闘』の実現で大きく前進をし、新潟の知事選擧で本気の共闘で政治を変えることができる大きな確信になった。安倍首相は当然3分の2の議席がある今こそ改憲をたくらんでいますが、自民党の得票は減少していますし、前回の参議院選挙は維新を加えての89議席から77議席で、野党共闘が実現すれば確実に3分の2を割るし場合によれば過半数を割ることも出来る戦いになります」と語りました。
また、会場からの発言を踏まえて「、野党共闘は政党の組み合わせで決めることでなく市民・国民の要求や願いを実現する政党が本気で共闘し敷布団といわれるわれわれ特に革新懇の役割が大切でどれだけ広め強めていくことが必要」と強調されました。
会場から地坂 拓晃氏は若者の奨学金・ブラックバイト・非正規労働など若者の実態を紹介し未来を担う青年の将来が展望の在る社会実現のために共産党の前進と要求の実現へ野党共闘で安倍暴走政治をやめさせようと訴えられ、小川達雄弁護士から今国会で論議されている共謀罪の危険性を、本庄孝夫府会議員から来春の京都府知事選挙の府政の問題点が報告されました。
講演会は雨の心配がありましたが、時期にあったテーマでもあり、予定のレジメも足らない80人を超える参加者は野党共闘で政治を山科からと元気な講演会となりました。北山忠雄・山本陽子市会議員も参加されました。

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