札幌市民集会「世界の流れと憲法9条」-北海道・札幌中央区革新懇


札幌中央区革新懇が事務局を務める実行委員会による第4回憲法を考える札幌市民集会が11月18日に行われました。テーマは「世界の流れと憲法9条」で、鈴木頌氏(北海道アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯員会副理事長・医師)が講演しました。

鈴木氏は世界動きとして、2003年にオーストラリアから始まったイラク反戦ウェーブが24時間で全世界に広がったデモ、2011年のリーマンショックで若者が立ち上がった反貧困・反格差デモなどの事例から21世紀型連帯の運動が広がっている点から、日本国憲法でも明記されている反戦平和、反貧困、基本的人権としての自由を求める世界的流れが広がっている点で9条を含む日本国憲法が世界の流れの先進に位置すると強調しました。北朝鮮問題では北東アジア平和協力構想賛同署名を取り組んでおり、六か国協議を軸にした対話による交渉の重要だと指摘しました。中南米ベネズエラの現状にも触れ、チャベス政権後の厳しい状況の中でもチャベス政権が国民に与えた希望で戦いが続いていると紹介しました。

参加者の青年からは「世界全体を見渡した連帯運動の状況や意味が詳しく示され面白かった。」という感想が出されました。 (札幌中央区革新懇事務局長 岩﨑正)

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