講座「大規模開発は誰のため」  東京・板橋革新懇

30年度決算で691億円にもなるという基金をため込んでいる現板橋坂本区政は、住民への十分な説明も合意形成もないがしろに、4つの地域で再開発を推し進めています。そこで、板橋革新懇は、2月7日(木)午後6時半から板橋土建会館にて今年行われる区長・区議選を見据え、岩見良太郎埼玉大学名誉教授を講師に「大規模再開発はだれのため」というテーマで講演会を開催しました。
現在行われている再開発が、企業のための企業によるものであって、そのことにより、目に余るくらしと地域破壊が進行していること。そして、開発にかかわる企業が驚くべき利益を得ている実態が詳細な資料と、岩見先生のわかり易い丁寧な説明で解明され、50名あまりの参加者は、驚きと怒りを禁じえませんでした。また、大山地域再開発問題とハッピーロード商店街を守る運動を展開している前大さんから開発計画の不合理さと区の理不尽な進め方の報告とそれに抗する運動への協力の訴えもありました。最後に、「板橋区においても坂本現区長に代わる、区民の立場に立つ区長候補を市民と野党の共同で擁立し、区長・区議選に勝利しよう」という、佐々木代表世話人の挨拶うけ、散開いたしました。(板橋革新懇事務局長 浅沼)

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