防衛計画の大綱で自衛隊がどう変わる  東京・日野革新懇

1月9日、月例の日野革新懇1月学習懇談会に日本平和委員会の岩月事務局次長が「新たな防衛計画の大綱で自衛隊はどう変わるか」と題する講演をしました。いずも型護衛艦の空母化と搭載するF35B戦闘機の構造をリアルに示し、専守防衛とは無縁の地上攻撃の空母となると指摘。では、どこに行こうとしているか。政府文書では「インド太平洋戦略」が強調されており、ジブチの自衛隊基地拡張と合わせて、中東からアフリカへの軍事的な影響力強化を狙っていることがよく分かりました。そのほか、島嶼防衛(とうしょぼうえい)のごまかし、米軍兵器の爆買い、自衛隊員採用の危機などについて説明があり、矛盾を膨らませながら、自衛隊が海外派兵型の軍隊に変わることが明らかになりました。こんな自衛隊を憲法に書き入れたら大変だとの感想が寄せられました。
参加は24人でしたが、1人が革新懇に入り、2人が平和委員会に加入しました。(東京革新懇mailfaxニュースNO.851から)

一覧へ

カテゴリー

都道府県