島根革新懇は、10月21日斐川町文化会館で2018年総会を50人の参加で開催しました。
総会では、雲南市木次町出身で、全労連議長・総がかり行動実行委員会共同代表である小田川義和氏が講演。小田川氏は総がかり行動について「安倍政権がすすめる、最悪・反動的な政治に対し、安倍政権を倒すために始まった本格的な統一戦線運動である。1980年の社公合意以降、平和・憲法運動は長らく分裂していたが、安倍暴走政治への危機感から、戦争する国づくり反対の一致点で安倍政権打倒も共通の目的とする共闘である。今後一層リベラル保守と、革新勢力の共同が求められている」と述べました。「先の沖縄知事選挙でのオール沖縄の勝利はこのリベラル保守と革新勢力が、辺野古新基地建設は許さないという大義ある要求で団結した結果勝ち取ったものである」と強調しました。
安倍首相が狙っている憲法改悪危険な中身に触れると同時に「そのスケジュールは、3000万署名の拡がりや、最近の選挙結果などで、必ずしも思惑通りに進んでいる訳ではない。しかし、3000万署名は道半ばであり、署名目標をやり上げることは、投票者の過半数と安倍政権打倒で団結出来る条件をつくることでもあり、何としても目標を達成しよう」と呼び掛けました。
総会では、戦争法制定後、9の日行動を継続している出雲総がかり行動の活動報告や、県知事選挙や参議院選挙での野党共闘実現に向けて、各党と話し合いをすすめていくなどの報告がありました。
総会では、前回総会以後の活動をまとめ、今後の活動方針を承認し、14人の世話人が承認されました。