8月18日(土曜)13:30から丹波市柏原自治会館で丹波市革新懇第8回総会・学習会が開かれ、55人が参加しました。
総会冒頭、小松忠重代表世話人があいさつに立ち、「命をかけて県民のためにがんばった故翁長沖縄県知事に黙祷をささげよう」との訴えがあり、全員で黙祷しました。その後、経過報告、会計報告を拍手で承認し、2018運動方針を挙手で採択しました。
総会後、講演会に移り「改憲をめぐる情勢と、改憲阻止の方向~3000万署名の全国各地のとりくみ~」と題して 乾 友行さん(全国革新懇事務室長)が話されました。最初に沖縄県民大会に参加してきたとの報告がありました。安倍首相は、この通常国会では改憲の発議ができなかったけれど、自民党総裁選を圧勝して、秋の臨時国会で改憲発議に執念をみせている。しかし、私たちの安倍9条改憲許すな3000万署名などのとりくみが、通常国会での改憲発議を阻止してきている。
「安倍9条改憲許すな」の意味は、9条を変えるな、の意味と安倍首相の下では改憲に反対だという意味もある。戦争法以来、野党と市民との共闘が進んでいるが、「安倍9条改憲許すな」は一致点になっている。
国民の中には、保守層も含めて「戦争はいやだ」「憲法変えるな」の声は世論調査で7割ほどある。ここに依拠して運動を進めようと話された。
この後、革新懇運動が果たしている役割や全国の3000万署名のとりくみを紹介されました。講演後、質疑に入り、「署名や運動しているが無関心な人がかなりいる。どうしたらよいか」「沖縄への支援をしたいが手紙を書いたらどうか」「来年の参議院選挙での野党共闘の準備は進んでいるのか」などの質問が出され、乾さんは丁寧に答えられました。
講演会終了後「おもしろい話やったね」「さすが全国革新懇の事務室長だ」などと感想が聞こえてきました。