憲法が身近な生活と結びついた! 奈良・あすか革新懇

飛鳥地域憲法を考える会(奈良教育大学附属学校園教職員組合・飛鳥9条の会・奈良あすか革新懇・新日本婦人の会とびひの班)は、5月3日午後、奈良教育大附小で、5回目の憲法学集会を開催、30人近い人々が参加。

今回は、飛鳥校区にお住いの山崎靖子弁護士に「私たちのくらしと憲法」と題して、憲法の大事な条文に沿って私たちの生活に密接に関係している事柄(国籍、義務教育、学問の自由、選挙、表現の自由、就職、労働者の権利、結婚、男女平等、刑事事件等)を解説的に話してもらい、その後6~7人の人たちから質問・意見など話し合われ、2時間があっという間に過ぎました。

☆憲法の大事な条文に沿って、私たちの生活に密接に関係している問題を説明していただき、また、参加者の中から具体的な問題を指摘いただき、とても勉強になりました。

以下のような感想が寄せられました。

奈良市の母親大会の分散会のテーマに関する介入に関する話を聴き、とても腹が立ちました。まさしく、表現の自由の蹂躙ですね。

☆憲法を身近な生活と結びつけてのお話、楽しく聞けましたし、いい設定だと思いました。憲法の規定や表現は短いので、法律で決めているが、それが、不十分、間違っている。そこは憲法問題というよりも運動の力が必要だと感じました。ありがとうございました。

☆憲法がくらしにかかわることが具体的に知ることができました。このような学習会をひらいてみんなで学び行動していくことが大切だと思います。

☆普段の生活と憲法の関りがよくわかりました。居住地を決めたり、仕事をえらんだりするのも憲法で守られている事を意識する必要がありますね。一人一人が個として生まれながらにもっている権利、その権利を国が積極的に守っていく義務を担っている事を様々な生活の場面で思い出していきたいです。

☆憲法が日常生活と広く関わっていることに、初めて知った様な気持ちです。教育の現場での“憲法”の扱いも、問題視されなければなりません。世代継承に力を入れるには教育を考えなければと、切に思います。今迄にない“憲法”学習会でした。

☆「憲法をくらしに生かそう」という事で、考えているのに、なかなか、現実はむずかしいです。日常おこってくる事は自分なりの解決で終わっています。基本に立ち返り、正しい解釈ができて、問題処理がしっかりできるように努力していきたいです。特に 教育、 学問についてはよくわかりました。ありがとうございました。

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